広域求職活動費について

遠隔地での求職活動には、飛ぶようにお金が減っていきます。交通費や宿泊費がかかるからです。しかし、そうしないと、現住所近くでは思ったような職がない場合もあることでしょう。

 

広域求職活動費は、ハローワークの紹介により広範囲の地域での求職活動をする場合支払われるもので、交通費及び宿泊料が支給されます。遠方にある求人企業の事業所を訪問し、求人企業との面接や事業所の見学を行うことをいいます。

 

要件としては、7日間の待期又は3ヶ月の給付制限期間が経過した後に、求職活動を開始する場合となっています。この広域求職活動の費用が、訪問先の事業所の事業主から支給されないとき、又は、その支給額が広域求職活動で現に支払った額に満たないときに支給されます。

 

交通費としては、鉄道、航空機、船、車のガソリン代などです。

交通費については、お住まいを管轄するハローワークの所在地と、訪問する事業所の所在地を管轄するハローワークの所在地までの距離が、鉄道で300キロ以上離れている時に支給されます。順路によって、通常の経路及び方法により計算された額が支給されます。

 

宿泊費については、近距離(交通費計算の基礎となる距離が400キロメートル未満)である場合には支給されません。交通費計算の基礎となる距離と、訪問する事業所の数に応じて定められています。

広域求職活動費の支給を受けるには、広域求職活動の指示を受けた日の翌日から10日以内に、広域求職活動費支給申請書に受給資格者証等を添えて提出します。

 

このように、遠方に行って(例えば、東京など都会に行って)就職の面接を受ける場合などで、相手の企業から交通費が出ない、出ても少額で自分が支払った金額に満たない場合には、この広域求職活動費というものがあるということを忘れずにいてください。就職のためとはいえ、あまりに何度も、遠方に行きますと、活動費となる交通費、宿泊費だけで、けっこうな金額になりますから。

 

特に、地方の方で、これを機会に、職がある地域に出ていこうという方もいらっしゃることだと思います。就職のチャンスが増えることは、いいことなので、こういう給付もあることをお忘れなく。