失業手当を受給しているうちに、余裕をもって就職活動を

とかく、失業手当が終わりそう、終わってしまったとなると、金銭的余裕の無さから焦りが出てきます。ブラック企業を選んでしまう可能性も高くなるのです。失業給付をもらっているうちに、落ち着いて再就職先を探しましょう。焦りのあまり、短期間しか続かない仕事や身体を壊すような仕事に就かないこと、見極めが大事です。

 

ブラック企業とまでは、言いませんが、私が就職活動をしていた時代から言われてきたことや、労働問題を扱う弁護士、社会保険労務士が指摘している「注意するポイント」を上げたいと思います。

 

1,求人広告を何度も出している

採用が決まれば、そうそう求人はしません。広告代もかかりますし、面接を行うのも一仕事です。それをしないと、どんどん辞めていくからなのです。もちろん、事業拡大で、景気のいい会社ですと、すぐに採用をしないといけませんから、求人が多くなる傾向がありますが、それにも限度というものがあります。頻繁に、採用を行うものでしょうか。

 

2,採用人数が大量
これは、最初から大企業で、もともと採用数が多い場合は、除きますが、それほどの社員がいないのに、やたらと採用人数が多いのは、辞めることを見込んでの採用数ではないかと、いうことができるでしょう。

 

3,短期間で、リーダーや課長になれる、のような甘い言葉
入社後6ヶ月で、リーダーにだとか、短期間で課長職のような、やり手社員の話やインタビューのようなものがあったりする場合、これは、じっくり、人材を育てるというよりも、とにかく発破をかけて長時間労働させることにつながりやすいようです。営業の場合は、どんなことをしてでも契約を取ってこいだとかの、一歩間違えれば、パワハラになりかねないことをされることにもなりそうです。

 

4,基本給を教えない(残業代込の給与を提示するのみなど)
残業代や意味がわかりにく手当のようなものが入っていることで、見かけだけ給与が高いということもありえます。基本給があまりにも低いのに、残業を何十時間もやってやっと世間並みの給料になっているという目くらまし的なことをしている場合もあります。最後に、賞与は基本給をベースに計算だとか、入社してから「こんなはずじゃ」をいうことも。

 

そのほか、面接をきちんとやらない、一回会っただけで、アルバイトの採用のようにすぐ、内定と言われるなども、面接や採用に時間をかけていられないことがわかる、内情が透けて見えることのひとつです。こういうところも、見極めのポイントです。

上記の点がすべて当てはまっても、ブラック企業ではない場合も、まれにあるのかもしれませんが、いくつか当てはまる場合は、慎重に入社を決定するべきです。

 

即戦力だけなく新卒採用の企業でも、チェックしてから入社を決めて

新卒での就活の場合は、3年以内の離職率を言わない、隠すなど会社は気をつけたほうがいいです。聞いても言わないということは、隠したいこと、すなわち、それだけ、多いということなのかもしれませんから。

 

あと、自分を成長させるなど、いわゆる「意識高い系」の言葉を連呼するような会社にも気をつけたほうがいいということは、けっこう多くの識者が指摘しているところです。

 

自分の成長のため、何時間でも働くことが美徳であるとの意識。残業が多くても、家に帰れなくても、それは若いからこそできること、という論理です。

 

自由時間もほとんどなく、家に帰るのは寝るだけのような状態で、最後は心臓疾患、脳疾患からくる過労死や精神疾患で長期療養というのでは、何のための「成長」なのか。

 
また、新卒の場合、有名な企業、大企業に就職したがる傾向にあります。マスコミでも取り上げられる有名な会社が、ブラック企業でないとは、必ずしも言えないということは、労働問題の裁判をみればわかります。

かえって、名もない中小企業に思いやりのある社長や、面倒見のよい社長がいる場合もあるのです。長期休暇制度を取り入れたり、短時間勤務を認めたり、人を大事にする会社は、有名企業とも限りません。聞こえがいいから、というだけの理由で、就職を決めないことも必要なのです。
 
とかく新卒採用の場合、相手に情報がない、会社のいいなりになりやすいという傾向があります。自分の経験のなさから、働くということは、こういうものかと、思い込んでしまうこともあります。入社を決める前にが、理想ですが、入社を決めてから、入社してからでも、自分の世界以外の人に、アドバイスを求めるのもひとつの方法です。