「アルバイトの労働条件を確かめよう!」キャンペーンをやるそうです

今回のブログは、雇用保険から少しだけ離れた話題です。

しかし、雇用保険とまったく関係ないということでもありません。なぜなら、ブラック企業というところで働いたことのある人は、労働条件を確認しようにも書面を出してもらえず、さらには、何ヶ月も働いたのに、「雇用保険にすら、入っていなかった」と、後で知ったということもあるそうですから。自分の身を守るには、事前に労働条件を確認することが大事です。

さて、厚生労働省が、事前にアルバイトの労働条件を確かめてから働こうというキャンペーンを行うそうです。

厚生労働省のページ

「アルバイトの労働条件を確かめよう!」キャンペーンを実施します
出典:厚生労働省

春は大学生など学生がアルバイトを始めようという季節です。学校生活に慣れたら、コンパだとか、サークル活動、趣味にとお金がかかることが多いですから、自分で働いて稼ぐということが多くなるかと思います。

中にはすぐに、学費を稼ぐという人もいるかもしれませんね。

大学生や専門学校の学生さんは、労働基準法を読んだことがありますか。アルバイトだろうと、パートだろうと、労働者には労働基準法が適用されます。正社員だけのものではないのですね。

しかし、企業の中には、大学生や専門学校生が労働法のことを知らないだろうと、むちゃをいう場合があるそうです。

今回の厚生労働省のキャンペーンは、大学生や専門学校生などの学生向けにアルバイトを始める前に労働条件の確認するようにという目的で行うそうです。

アルバイトを始めるのが多いと思われる、4月から7月にかけて行うとのこと。

「アルバイトを始める4月から夏休み前までを実施期間として、キャラクターを活用した広報活動や、大学生座談会の開催、リーフレットの配布などを行っていきます」ということですよ。

このようなキャンペーンを行うということは、それだけ労働基準法からかけ離れたことを、アルバイトだからとやらせている例があるのではないかと、思うのです。

アルバイトでも、残業すれば残業代が出ますし、深夜の時間帯には割増賃金になります。1日8時間または週40時間を超えた場合は、通常の賃金の25%以上の割増賃金になります。残業ではなくても、午後10時から午前5時までに働いた場合は、25%以上の割増賃金になります。

コンビニの外に貼ってあるアルバイト料をみてもらうと、深夜の時間帯は、昼間より高いことがわかるかと思います。これは、割増賃金がついているからですね。

アルバイトという名称でも、1か月に60時間を超える時間外労働の割増率は50%になります。

有給休暇だって、条件を満たせばもらえます。

あと、意外と知らなかったと聞くのが、労災のこと。これはアルバイトでも出ますよ。勤務時間中にやけどをした、仕事中に滑って転んだなど、これくらいはいいだろうと、自己判断しないで労災を使って下さい。会社が労災を認めないなどある場合は、労働基準監督署に行くといいです。

健康保険は、自己負担がありますが、労災でしたら原則無料で治療を受けられます。そのほかにも健康保険よりも保障が手厚いです。

会社や個人事業主は、労働者を一人でも、アルバイトだけであっても雇ったら労災に入る義務があります。

最低賃金法も、アルバイトであっても適用になります。

労働条件に関するサイトはこちら。労働条件に関する総合情報サイト(厚生労働省)

確かめよう労働条件

特に、アルバイトの人は、こちらをみてください。

アルバイトをする前に知っておきたいポイント|確かめよう労働条件

アルバイトをする前に、労働条件を確認しておきましょう。

最近は、人手不足の業界も多いので、労働条件を明示できない企業や労働条件を守らない企業に無理して働くこともありません。アルバイトであっても、コンプライアンスをきちっとしているところで働きましょう。

これは大きい企業を選んだほうがいいということではなく、小さな個人事業のところでも、しっかりしているところは、していますよ。

まずは、上記サイトをしっかり読んで、自分の身は自分で守る。人から聞いた話だけでなく、正確な知識も身につけてくださいね。