有効求人倍率が改善し、求人が増加

平成27年5月29日付、厚生労働省発表の統計によりますと、有効求人倍率が1992年3月以来の高水準になったそうです。このような有効求人倍率が改善したのは、23年1ヶ月ぶりとのことです(有効求人倍率をみれば、求職者一人当たりの求人数がどれくらいあるかということがわかります)。

23年前といいますと、バブル期の終わり頃でしょうか。

 

出典:厚生労働省 http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000086694.html
一般職業紹介状況(平成27年4月分)について

 

ただ、その求人内容は、パートなど非正規雇用のものが多いようです。正社員になるには、まだまだ簡単には行かず、就職のための対策が必要ということですね。

面接対策や、職務経歴書の書き方のセミナーに行く人もいることでしょう。

 

上記統計をみますと、「正社員」の有効求人倍率(季節調整値)は、0.72倍でした。昨年の4月は、0.65倍でしたから、それから比べると、上昇はしています(正社員としての統計を取り始めてからの最高値だったようです)。

 

リーマン・ショックの頃に比べれば、若い方の求人も増えて、就活状況もその時のような深刻なものではなくなってきているかと思います。

 

また、業種、職種によっては、人手不足のほうが深刻な状況になっていると聞きます。医療・福祉の求人は増えています。3月は、宿泊業、飲食サービス業がかなりの増加率だったことを思い出しました。

 

それと、残念なことですが、私の住む埼玉県が最下位になっていることです。

上記、厚労省のサイトにも「都道府県別の有効求人倍率(季節調整値)をみると、最高は東京都の1.67倍、最低は埼玉県の0.78倍となりました」と書かれています。

 

最高が東京都ですから、同じ首都圏に最高と最低があることになります。どうしても人が集まる東京都に求人が多く(会社も多いですし)、埼玉県では求人が出にくくなるようです。

 

2015年5月29日付、東京新聞記事より引用
http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/news/CK2015052902000254.html

求人倍率改善1.17倍 4月 埼玉0.78倍で全国最低:経済(TOKYO Web)

厚生労働省が二十九日発表した四月の有効求人倍率(季節調整値)は、前月比〇・〇二ポイント上昇の一・一七倍で、二カ月ぶりに改善した。一九九二年三月以来、二十三年一カ月ぶりの高水準。
総務省が同日発表した四月の完全失業率(季節調整値)は0・1ポイント低下の3・3%で、三カ月連続で改善した。3・3%まで改善したのは九七年四月以来、十八年ぶり。
有効求人倍率は、求職者一人当たりの求人数を示す。景気の緩やかな回復基調を受けて医療・福祉や宿泊・飲食サービスを中心に求人が増えて、求人倍率や失業率の改善につながった。
男女別の失業率は、男性が0・2ポイント改善の3・4%で、女性が0・1ポイント悪化の3・2%。完全失業者数は前年同月比二十万人減の二百三十四万人。
正社員の有効求人倍率は〇・七二倍で、集計を取り始めた二〇〇四年十一月以降で最高だった。
都道府県別の有効求人倍率は、最高が東京都の一・六七倍で、最低が埼玉県の〇・七八倍。沖縄県は〇・八〇倍で、二〇〇九年三月以来六年一カ月ぶりに最下位を脱した。