平成27年度は順調に求人数が増加

6月の時のブログに書きましたが、平成27年度は求人をしている職場が増え、雇用状況が順調に改善しています。

その時のブログ
雇用改善23年1ヶ月ぶり高水準なのに、埼玉は全国最下位に

 

失業保険(雇用保険の失業給付)を受ける人ばかりよりも、やはり求人倍率が増え雇用状況が良好なほうがいいものです。

雇用状況が厳しい時は、自分の理想の職場でなくても妥協して職に就くこともあったことでしょう。しかし、今年は順調に求人倍率が上がってきていますので、条件がいいところに転職する人も増えているようです。

 

平成27年10月2日の厚生労働省の発表

一般職業紹介状況(平成27年8月分)について

 

有効求人倍率は、求職者1人当たりに企業から何人の求人があったかを示すもので、この求人倍率が平成4年(1992年)1月以来の高水準になったということです。

 

前回のブログにも書いたのですが、今回も都道府県別の倍率を見ますと、埼玉県は最下位になっていました。

東京都は順調に増え、1.82倍にまでなっていました。当然ながら都道府県別で最も高く、2番目にいいのが福井県で、1.64倍、3番目が愛知県の1.57倍でした。

それに対し、最も低かったのは埼玉県と沖縄県でした。

 

厚生労働省のページを見ますと、新規求人がどの産業で増えたのかが書いてあります。

8月の新規求人(原数値)は前年同月と比較すると4.9%増となりました。これを産業別にみると、宿泊業,飲食サービス業(13.4 %増)、教育,学習支援業(8.3 %増)、医療,福祉(7.9 %増)などで増加となり、建設業(2.6 %減)、学術研究,専門・技術サービス業(1.9 %減)などは減少となりました

 

医療系、福祉系は高齢化社会ですから、人手不足となりがちです。
さらに最近は、出張でもホテルの予約が取りにくくなっていると聞いています。海外からの旅行者が増えていること、特に中国からの観光客が増えていますから、宿泊業は求人が増えるのもわかります。

宿泊業界だけでなく、飲食業はアルバイトの採用においても人手不足の話を聞きますから、求人も多く、倍率も増加していることでしょう。

 

また、同じ日に、総務省統計局でも発表がありました。

統計局ホームページ/労働力調査(基本集計) 平成27年(2015年)8月分結果

こちらは、完全失業率や完全失業者数の発表です。

8月分の完全失業率(季節調整値)は3.4%。前月に比べ0.1ポイントの上昇となり悪化していました。

 

しかし、その動きを見ますと、5月が3.3%、6月が3.4%、7月が3.3% 、8月が3.4%ですから、ほぼ同じような数値だと思います。

それに、完全失業者数は225万人となっていて、人数としては、前年同月に比べ6万人の減少となり、63か月連続の減少とのことでした。

 

このような統計上の数字を見ていますと、雇用状況は改善といえるでしょうし、以前に比べたら、ずっと就職しやすくなっているかと思います。

失業者と言っても、リーマンショック以降の失業者の増加は、倒産、解雇によるものが多かったような印象ですが、最近は自発的な、自己都合での退職が増えているように感じます。

 

そうなりますと、少しでも働きやすい職場、待遇面で良い職場、雇用条件のいい職場に人は流れていくことでしょう。

 

このブログを読んでいる方々は、これから転職しようかと思っている方が多いと思いますが、以前よりは職も見つけやすく、転職には好条件な環境になっていると実感しているのではないでしょうか。