求人が難しくなったと聞きますが中途採用の状況

東京を中心に、なのですが、私自身も最近、求人が難しくなったとの話を聞きます。以前よりも思ったような求人が出来なくなったというようなことです。

以前だったら、すぐに求める人材に巡り会えたのに、しばらく求人を出していないといけなくなったということも聞きます。

そのためか、本来なら中途採用の場合、その業界やその職、例えば経理なら経理の経験者を求む、小売業なら小売業経験者を求む、となるところを未経験者可となっているのが目立つようになりました。

しかし、肌感覚ではそのように感じていても、統計的にはどうなのだろう、と思っていましたら、リクルートワークス研究所で中途採用調査の調査結果が出されていました。

リクルートワークス研究所のページ
中途採用調査 | 調査結果

この調査は、

「中途採用調査」は、全国の民間企業における正規社員の中途採用の実績数に関する調査を経年で比較し、その伸び率を業種や企業規模別に算出することで、中途採用の求人動向を分析しています

ということです。

 

私のブログをご覧の方々は、失業保険のことを調べている方が多いのでほとんどが就職活動といいますと、中途採用の企業を探しているかと思いますので、このような調査を見ておくと、自分が応募しようと思っている業界がどのような状況なのかわかりやすいかと思います。

 

今回は、2015年上半期実績、2016年度見通しが発表になっていました。

やはり感覚的も思っていましたが、「2016年度の中途採用はさらに増加の見通し」とのことです。そして、実績を見ると、「2015年度上半期において、約2社に1社は中途採用で人員を確保できず」とのことでした。

 

調査にも表れていましたね。

最近、採用と言っても、非正規雇用ということが聞かれますが、この調査を見ますと、中途採用であっても正規職員の採用が「増える」が「減る」よりも大きく上回っていました。

 

どのような業界が人材を欲しいと思っているのか見てみると、飲食サービス業、情報通信業、小売業が目立っていますね。後は、医療福祉関係でしょうか。

飲食サービス業は、アルバイトでも採用が大変になりつつあると、都内でも聞きますので、人手不足感はあるでしょう。

 

リーマン・ショックの後の採用がぐっと減った時期に比べたら、現在は求職者側も選べる余地があるということです。そうなりますと、いわゆるブラック企業に入社する(もしくは、すでに働いている)人は、いなくなっていくことでしょう。

ムリをして自分の命を縮めるよりも、転職した方がいいと考える人も増えるはずです。

 

採用が難しくなったかどうかについては、「2015年度上半期 中途採用における応募者の集めやすさ」という項目がありました。

ダントツに、「集めにくくなった」が「集めやすかった」を上回っています。

企業側の対応としては、「未経験者も採用対象とした」、「対象年齢の幅を広げた」とのことが上位に上がっていましたので、未経験だから採用してもらえないだろうなと、諦めるよりは思い切って応募してみるのもいいでしょうね。今ならそのようなチャンスに恵まれている時期なのだろうと思いますよ。

同じく、おそらくこの会社は若い人しか採用していないと思っても、チャンスが広がっていることもあります。ダメ元で、ピンと来た企業があったら応募してみる、くらいの積極性があるといいですね。一歩踏み出すことも必要かなと感じました。