平成28年8月からは、雇用保険の基本手当日額が引き下げに

昨年は、ほんの少額でしたが引き上げになっていたのですが、今年度は引き下げとなってしまいました。雇用保険の基本手当日額のことです。
 

毎月勤労統計調査にある、毎月決まって支給する給与の平均額が下がったからですね。働いているの人の給与が下がっているのに、失業給付を上げるわけにはいかないということです。

 

とは言うものの、みなさんもご存知のように、雇用保険の基本手当は人によって違いますよね。会社を辞める前の賃金を基に出しますから、賃金が高かった人は、基本手当日額も高いですし、逆に賃金が低かった人は、基本手当日額も低いということになります。

そのために各自、自分の金額は、それぞれ違うということです。全体的に引き下げ、ということですが。
(給付される日数も、人によって、会社都合だったり、自己都合だったりしますから、何日分かは違ってきます)。

 

それにしても、昨年は本当に小幅な引き上げだったに比べて、最高限度額の表を見ていると、下げるのはやけに多く引き下げているように感じますね。

統計調査に基いているとのことなので、仕方がないことですが。

現在は、雇用状況もかなり良くなっていまして、人手不足の業界が多くなっています。地域による差もありますが、大都市圏では人手不足は深刻です。そのためにも、失業給付をもらっているよりはなるべく早く就職した方がいいと思います。もちろんムリをして急ぐ必要はありませんが、少額とはいえ、基本手当日額も下がっていることですし。

 

8月1日(月)から雇用保険の「基本手当日額」を変更します

平成28年7月28日付発表、厚生労働省ページより
雇用保険の基本手当日額の変更 |厚生労働省

今回の変更は、平成27年度の平均給与額(「毎月勤労統計調査」による毎月決まって支給する給与の平均額)が平成26年度と比べて約0.43%低下したことに伴うものです。具体的な変更内容は以下の通りです。

 

上記の厚生労働省のページには、ダウンロードできる資料もあります。もっと詳しい数字や根拠となる数式もありまして、興味のある方はダウンロードして読んでみてください。

その中の1つですが、「基本手当日額の計算式及び金額」を参考に。

基本手当日額の計算式及び金額(PDF)

上記厚生労働省のページより

 

また、今回厚生労働省のページに載っているのは、基本手当日額の最高額(年齢ごとに載っている)についてです。

いわば、打ち止めになる金額ですね。離職する前の賃金が高かったからと言って、青天井に失業給付を支給しますよ、というわけではなく、最高限度額があります。

その金額のことが書かれていいますが、もちろん最高限度額の人だけの話ではなく、全体的に引き下げられることになります。

ちなみに、これ以下の人は最低額にするという最低額についても引き下げとなりまして、1,840円が、1,832円になるそうです。