残業代が多いことが幸せですか?

以前から何度も書いていることなのですが、現在の雇用情勢はとてもいい状態です。10年ほどまえのリーマンショックの頃に比べたら、天と地の差があります。おそらくこのような売り手市場は私自身は少なくともあと3年は続くと思っています。

ただし、そのような時期に転職した人にありがちなのですが、今の職場をやめてしまったら、次を見つけるのは難しいだろうという思う込みです。そのためか、ひどい労働条件でも働いている、それが当然のことだと思いこんでいる傾向があります。

そのため、ブラック企業とまでいかなくても、悪い労働条件でも転職を考えたら、負けだと思っているふしがあるように感じます。

そんなに頑張らなくてもいいのに、そうなってしまっているのですね。以前の転職状況(新卒で入った人は就職活動期のこと)が記憶に残っているのです。

しかし、現在は団塊の世代が退職して、人手不足が深刻になっています。

ためしに、アルバイト代がいくらになっているか、ファーストフードやコンビニの店先にあるアルバイト広告を意識して見てください。

以前より高くなっているはずです。そのようにバイト代を上げてでも都心なら募集をかけても人が集まりません。

同じようなことが正社員の労働市場でも起きています。特に、IT企業、建設業界、介護など福祉系では常に人が足りません。

それ以外の業界でも、人が余っている、ということはほとんど聞くことがなくなりました。

そのような求職者にとっては、強気になれる、とてもいい時期なのに、このような時期を逃すことなく、会社に不満があったのなら、待遇を改善してもらうこと、それでもダメなら、転職を考えてみるのもいいでしょう。

新聞報道でもされましたが、大企業に入社しても過労死になるまで、ガマンをすることはないのです。自分が死んでまで、何のために働くのか。自分が幸せになるために働くのに、本末転倒です。

そのうえ、政府も現在は、働き方改革で企業にも今までの労働環境を変えるように働きかけています。特に長時間労働を抑制したり、休暇をとれるようにとしているところです。さらには、助成金をだしてまで、最低賃金のアップを計画しています。

そのような労働者にとっていい時期なのに、ガマンをすることはないのです。

サービス残業はもってのほか、労働条件を選んで転職を

まずは、労働条件で次の転職先を選びましょう。

自分はどの点なら妥協できるのか、残業が多少あっても土日祝はしっかり休めるならいいとか、夏休みなど長期休暇がとれるほうがいいとか、それぞれ違いがあるかと思います。

 

中には、残業はそれほどイヤではないが、もっと給与水準が高いところを狙いたいなどあるでしょう。もっと高度な仕事をこなして、ゆくゆくは独立したいという人もいるかもしれません。仕事先で培った人脈や仕事のノウハウは、独立した後では手に入れることが難しいものです。

いずれにせよ、自分の能力を活かせるところ、自分の力が発揮できる土俵で戦うのがいいのです。先日も、ネットで話題になったものに、ある企業では、無能扱いされたが、別の会社に転職したら、自分にあっていたため、給料もうなぎのぼりになったということが書かれていました。

 

人には、向き不向きがあるので、事務職で資料作りばかりやらされていた時はプレゼン資料がよくないと上司からやり直しばかりで仕事のスピードの劣ってしまい、自分の力が発揮できなかったのに、別の会社で営業職になったら、自分のアイディアが受け入れられ、どんどん契約がとれたということもあるでしょう。

人はなにかしらいいところがあるのですから(それが自分でわかっていない場合もあり)、それを活かすも殺すも自分次第の面があります。

 

現在の労働市場で何が求められているのか把握していますか?

自分の良さは何なのだろう。もう一度、自分の棚卸しをしてみるといいですね。棚卸しというと仰々しいですが、自分のウリを見つけることです。自分が今までやってきたことを考えてみることもそのひとつです。

自分のウリがわかっていないと、それが転職を繰り返すことにもつながり、どこかにいい会社があるのではないかと青い鳥症候群のような状態になりがちなので、ここはきっちり考えておきましょう。

 

その自分のウリや強み、そして個性を活かせる仕事ですが、ただ単に好きだから、だけでは足りません。今の労働市場で求められているのは何か。自分ができることで、労働市場で価値があるのか、あなたはわかっていますか?

このようなことは、かえって自分ではわからないものです。他人に指摘してもらってわかることのほうが多いのです。

 

かえって、自分から見れば、こんなこと、誰でもできるし当然のことだと思っていたことが、労働市場ではウリになったりするのですからわからないものですよね。

そのような場合は、転職エージェントを利用するのも一つの手です。

以前は、転職エージェントに登録したら、転職ばかりを勧められて、希望するような会社ならまだしも、そうでない、魅力を感じないような会社ばかりだったという話も聞きました。

 

しかし、最近は転職エージェントによっては、無理強いをしないことをモットーにしている会社も増えてきたようです。

私自身もそのような懸念を感じていたのですが、実際に、転職エージェントで担当者に相談したら、今の会社でもう少しやってみたらどうかと、次の転職先を勧めるのでなく、もう少し時間をかけよう、と言われた人もいると聞いたのです。

 

もちろん、すぐさま転職したい人や転職しないといけない人には、急いで、熱心に探してくれることでしょう。

転職に関しては労働市場のことをわかっている第三者に相談を

転職エージェントのいいところは、この第三者の意見を聞けることです。

 

それも、一昔前の古い情報ではなく、現在の労働市場のことがわかっている人が相談にのってくれるのです。それも実際に、転職先の職場を見ている人たちが相談の担当者になるのですから、渡りに船で、転職エージェントの人との面接では、実際のところを聞いてしまいましょう。

 

また、その時に自分がどうしても譲れない希望を伝えておくといいでしょう。これは遠慮しないで言っておくべきです。土日祝はしっかり休みを取りたい(休日出勤ばかりで実際に休めないことのないように)、有給休暇がしっかり取れる、年収○百万円以上ないと困るとか、希望を伝えておきましょう。

 

自分では言い出しにくい、年収交渉もしてくれますから。

今は男女も育児休暇(パパママ育休プラス)を取る時代なので、そのような休暇を取っている人がいるのかどうかを重視しる人もいますよね。

要は、人を大事にする会社なのかどうかです。これからの時代、そのような会社が生き残ると思いますよ。

 

そのように考えていくと、半年くらい先に転職というのが私が考えるに、ちょうどいい時期ではないでしょうか。

それくらいあれば、焦ることもありませんし、今の会社が不満なのでしたら、いずれ辞めるのだからと、今の会社に対して、いい意味での諦めもつきます。

 

転職エージェントの担当者のアドバイスを聞きながら、自分の強みを活かして、条件のいい会社をじっくり探すというスタンスでいいのです。

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